常見藤代写真展
「砂漠の荒野に生きるーベドウィン女性と暮らして」
エジプトの砂漠でたった一人で遊牧しているベドウィン女性と6年間にわたって一緒に生活しながら取材した写真をまとめた写真絵本「砂漠のサイーダさん」の出版を記念した写真展が開催されます。
エジプトの東方砂漠では、97年以来雨が降らないため、多くの人が遊牧生活を捨てて定住地に移り住み、遊牧を続ける人はごくわずかになってしまった。 そのうちのひとり、サイーダ(60歳)は、ラクダをつれて、ひとりで砂漠に暮らしている。荷物はラクダ2頭に積みきれるだけ。燃料にはラクダの糞や枯木を使い、泉で水を汲み、夜は月明かりでパンを焼き、満天の星の下で眠るー 自然との密接なかかわりの中で、必要最小限のもので満ち足りた様子で暮らす姿は、本当の幸せとは何かを考えさせる。 このまま雨が降らなければ、あと数十年のうちにベドウィンはいなくなってしまうといわれている。
【日時】2009年9月9日~ 9月28日10:00~22:00(最終日~17:00)
【場所】
ジュンク堂書店池袋本店8階 (東京都豊島区南池袋2-15-5)池袋駅より徒歩5分
【料金】無料
【詳細・問い合わせ】
ジュンク堂 常見藤代さんメール fujiyo777@gmail.com